この記事では、ダイナースクラブカードの審査基準について解説します。
ダイナースクラブカードはプライオリティ・パスやHoteLux、ダイニング・レストラン特典など、豊富な特典や充実したサービス、またマイルを貯める際にも結構使いやすいカードとして注目されています。一方でゴールドやプラチナなどのランク展開がされていないこともあり、クレジットカードとしてのレベル感がわかりにくくなっています。
ネットなどで調べると、ダイナースクラブカードは結構審査ハードルが高いなどという情報もあり、発行を検討している方で「いったい年収いくらぐらいあればカードの審査に通るのか」など気になる方も多いと思います。
そこで今回は、ダイナースクラブカードの審査基準や目安のなる年収について解説していきます。
- ダイナースカードの審査基準
- ダイナースカードを発行できる目安となる年収
- ダイナースカードの審査の流れ

この記事を書いている人
・名前::銀行員ココ、30代
・職業:現役大手銀行員 総合職 営業10年以上
・具体的な業務:個人の資産運用・税金対策などのコンサル業務
・所有資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅建など約30の金融資格
・趣味:旅行(ハワイに年に1-2回)
・所有クレカ:三井住友カード ゴールド(NL),Olive ゴールド,ダイナースクラブカード,ダイナースクラブ ゴールドなど
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ダイナースクラブカードの特徴であるダイニングサービス、プライオリティ・パス同等の空港ラウンジ利用、HoteLux利用、高いマイル還元率、充実した補償・サービスが必要な方は、いまがダイナースクラブカードを発行するチャンスとなっています。
1. ダイナースクラブカードの審査基準と申込資格(2026年最新)

ダイナースクラブカードの審査基準は特にありません。ダイナースクラブカードの公式ページは「当社基準を満たす方のみ」と記載されています。
申込基準は「所定の基準を満たす方」と記載されていますが、実際には申し込みを行った後に行う審査で判断が行われるため、申し込み基準としては特に設定されていないということになります。
もちろん申し込んだらカードが発行されるというわけではないので、実際には審査はしっかり行われていると思われます。
ダイナースクラブカードの審査基準のイメージ
ダイナースクラブカードの審査基準は、一般的にはゴールドカード〜プラチナカードの間ぐらいで考えられることが多いようです。
理由として年会費が29,700円(税込)という価格設定から、ゴールドカード〜プラチナカードあたりの価格帯になるためです。
- 年会費:29,700円(税込)
- 審査基準のイメージ:ゴールド〜プラチナの間のカード
今回解説する年会費が29,700円(税込)のダイナースクラブカードの審査基準で言うと一般的なカードのゴールド〜プラチナランクの基準・年収・目安をイメージすると理解しやすいかと思われます。
2. ダイナースクラブカードの審査で見られる「3つの重要ポイント」

ダイナースクラブカードの審査で観られる重要な3つのポイントを解説します。
- 年収
- 勤続年数、雇用形態(安定した収入か?)
- 過去の実績(金融トラブルがないか、カードの実績はあるか)
これらはダイナースクラブカードに限った話ではないですが、年収・職業/継続年数・過去の金融履歴は重要な審査基準になります。
カードのランク(一般クラス、ゴールドクラス、プラチナクラス)などで、年収のハードルは変わってくると思いますが、結局これら3つを中心に総合的に審査されることになります。
【年収】いくらあれば通る?目安は500万円と考える理由
ダイナースクラブカードの審査基準として、目安となる年収は500万円と考えると安心かと思います。
ダイナースクラブカードはランクとして、プラチナランク、もしくはゴールドカードからプラチナカードの間ぐらいかと思われます。ゴールドカードの審査目安は300万円前後、プラチナカードの審査目安年収が400-500万円程度とよく考えられています。
ダイナースクラブカードはやや敷居が高いとの声が多いこともあり、審査基準として目安年収は500万円程度と考えると良いと思います。
【職業・勤務状況】勤続年数・雇用形態(会社員・公務員・個人事業主)
カード会社としては、カードを発行して今後も継続して使ってもらえるのか?、継続的な支払い能力があるのか?を見ることになります。
その点でやはり年齢・職業・継続年数は審査基準の中でも重要なポイントとなります。
その点において、会社員は安定した収入が見込めますが個人事業主の場合ややリスクがあるという判断になってくることもあるかと思いますので注意しておきましょう。
【実績】過去の支払い履歴と信用情報(CIC等)の重要性
最後は過去の金融関連の実績が重要な審査項目になります。
クレジットカードの使用実績、何か過去に支払いが滞ったりトラブルが無いかなどが審査項目として確認されることになります。もし現在滞納しているなどトラブルがある場合は速やかに支払いを行いましょう。
反対に、過去のクレジットカードを全く利用したことないというのも「実績がない」ということで審査が難しくなる場合があります。もし全く使用したことない方は一般ランク(年会費永年無料)などのカードで良いので、まずはカードの利用実績を半年程度作るところから始めましょう。
3. ダイナースクラブカードは審査が厳しいと言われる理由

ダイナースクラブカードの審査は厳しい、落ちやすいと言われますが、本当にそうでしょうか?なぜダイナースクラブカードの審査が厳しい、落ちやすいと言われるのでしょうか。
- 理由1:利用額の制限が無いため
- 理由2:特に申し込み条件が設けられていないため
通常クレジットカードには利用限度額が設定されています。ゴールドカードであれば「100万円-200万円など」、プラチナクラスでも数百万円~などの何かしらの利用上限が設けられていることが多いです。
しかしダイナースクラブカードには利用額の制限がありません。その分、審査などが厳しく行われている可能性も十分にあります。
2つ目にダイナースクラブカードでは、特に申し込み条件が設けられていないため、その分申請された情報をしっかりチェック(審査)していると思われます。
4. ダイナースクラブカード審査に落ちる4つのチェックリスト

申し込みの前に審査落ちる可能性が高くなるポイントを確認しておきます。これらのポイントは、ダイナースクラブカードに限った話ではなく、一般的なクレジットカードについても同じことが言えます。
1:過去5年以内にクレジットカードやローンの延滞・滞納がある、他社からの借り入れ
まず申し込みの際に、過去5年間、金融トラブルが無いか確認しましょう。延滞、滞納の実績があると、その分要注意人物とせ捉えられる可能性が高まります。
もし現在延滞や滞納がある場合、また他社などで借り入れがある場合は速やかに支払いを行うようにしましょう。それらがある場合は、審査が厳しくなると考えましょう。
2:短期間に複数のクレジットカードへ申し込んでいる(多重申し込み)
現在ダイナースクラブカード以外に複数のカードを申し込みを行っている場合も注意しましょう。
一般的に、複数のクレジットカードを同時に申し込むことは少ないと思います。同時申し込みの場合、「何か特別な事情があり、資金が必要になっているのでは?」と考えられ、延滞や滞納の可能性が高いと判断される可能性があります。
もしどうしても複数のカードの発行を検討している場合は、出来れば半年ほどタイミングをずらして発行することをお勧めします。
3:過去にクレジットカードの実績がない
クレジットカードをこれまで全く使用したことが無いというのも審査基準が高まる可能性があります。審査を行う側からすると、何の実績もないということなので、申込者について何もわからないということになります。
年会費が永年無料のクレジットカードの場合は、そういった方も多いかと思いますが、ダイナースクラブカードはそこそこの年会費も必要な上位カードとなるので、全く実績が無い場合はやや審査ハードルが高くなる可能性があります。
もし全くない場合は、まずはカード実績を半年程度作ってから申し込むことで審査をクリアできる可能性が一気に高まるかと思います。
4:申し込み時の入力情報に誤りや虚偽がある
最後に当たり前ですが、申込時に入力する個人情報などに虚偽の内容がある場合はカードは発行されないと考えましょう。
5. 審査に通りやすくするための5つのコツ

これらのダイナースクラブカードの審査に落ちる可能性が高まる注意点に対して、改善していくことで少しでも審査を通過する可能性を高めることができると思います。
年収や勤続年数の延長により属性情報を向上させる
このようにダイナースクラブの公式サイトにも記載がありますが、最も効果がありそうなのは属性情報を向上させることです。
具体的には、年収のアップ(虚偽の申請はNG)、勤続年数をアップさせるが有効です。ただすぐに行える対策にはならないので、どうしてもダイナースクラブカードが欲しい場合で審査に落ちた場合は、辛抱強く待ちましょう。
他社の借入残高をできる限り減らしておく
当たり前ですが、カードローン、消費者金融、他社カードのキャッシングやリボ払いなどの残高がある場合は、申し込む直前までに一括返済・内入返済をして残高を減らしておきましょう。
審査において、他社からの借入残高や件数は毎月の返済能力(返済比率)に直結し、特にリボ払いやキャッシングの残高が残っている状態だと「資金繰りに困っているのではないか」という判断されやすくなりますので、返済しておきましょう。
住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンは、支払いに遅延がなければ一般的なクレジットカード審査で致命的な悪影響を与えることはありません。
キャッシング枠は「0円(希望なし)」で申し込む
まずカードを申し込む際は「キャッシング枠を0円(希望なし)」で申し込むようにしましょう。
キャッシング枠を希望すると資金繰りに苦労していると判断される可能性があります。多くの場合はキャッシング機能は不要かと思いますので、必ず0円(希望なし)で申し込むようにしましょう。
クレジットカードの実績を作る
もし現在、全くクレジットカードを使ったことがないという方は必ず半年程度のカード実績を作るようにしましょう。
カード実績が全くないと審査時の判断材料がないことになるので、年会費永年無料のカードで良いのでまずはカード実績を作るところから始めましょう。
他社の不要なクレジットカードを整理・解約しておく
既に多くのクレジットカードを所有している中で、さらにダイナースクラブカードを申し込もうとする場合も注意しましょう。
カード会社はCICなどの指定信用情報機関を通じて「本人が現在保有しているすべてのカードの限度額の合計(与信枠)」を確認します。使っていないカードであっても、限度額が残っているだけで「いつでも多額の借入ができる状態」とみなされ、新しい与信枠を付与しにくくなります。
つまりダイナースクラブカードで新たな余震枠が与えにくくなり、審査に影響を与える可能性があります。不要なカードを減らして与信枠に空きを作っておくことで、審査通過率を底上げできます。
正確な情報を記入すること(当たり前)
申し込みの際に入力する氏名、住所、勤務先情報、年収などは正確に入力しましょう。
これも当たり前ですが、意図的に事実と異なる内容(年収のかさ増しや他社借入の隠蔽など)を記入しても信用情報機関の照会ですぐに発覚しますので、審査否決に繋がる原因となります。
6. もしダイナースクラブカードの審査に落ちた場合にできること

もしダイナースクラブカードの審査に落ちてしまって、どうしても諦められない場合にできることをあげておきます。基本的には、先ほどの審査に通りやすくするための5つのコツと大きくは変わりません。
- カード実績がなかった場合は、実績を半年以上作る
- 他社の不要なクレジットカードを整理・解約しておく
- 他社の借入残高をできる限り減らしておく(無くす)
- 再申し込みは最低半年間はあける
他社カードを整理しておくこと、もし借入などがある場合は必ず全て返済してから申し込みを行うようにしましょう。
もしカードの実績がなかった場合でとりあえず一度チャレンジしてみたという場合は、年会費が永年無料の他社カードなどで半年間以上の利用実績を作ってから再度申し込みましょう。
再申し込みは最低でも半年間はあけるべき理由
もしダイナースクラブカードの審査に落ちてしまった場合でも、焦って再度ダイナースクラブへ申し込んだり、他社のプラチナカードなど片っ端から申し込んだりすることは避けてください。
カードに申し込んだという事実は、信用情報機関にて半年間は残っています。審査落ちですぐに他社カードの申し込んでも、前回の審査に落ちた情報がわかる状態なので、高い確率で審査に落ちることになります。
また短期間に何枚も申し込む行為は、生活資金に困窮している人物とみなされる原因になります。
再チャレンジをする際は、必ず前回の申し込みから「6ヶ月以上」が経過し、信用情報から申込履歴が完全に消えてから行うのが鉄則です。
7. ダイナースクラブカードの審査時間と手元に届くまでの日数

これらを踏まえてダイナースクラブカードに申し込む場合の申し込み方法や審査の流れは以下のとおりです。
キャッシングを希望する場合は、審査に時間がかかると言われていますので注意しておきましょう。
| 申込方法 | 審査の流れ | 審査期間 | 期間 |
|---|---|---|---|
| オンライン | 口座設定と本人確認を オンラインで完結 | 最短即日〜7営業日 | 約2〜3週間 |
| 書類郵送 | 書類のやりとりが必要 その分時間がかかる | 〜12営業日 | 約3〜4週間 |
| キャッシング枠 を希望する場合 | 審査に時間がかかる | 上記+約1週間 | 約3〜5週間 |
書類での申し込みも可能ですがやや手間がかかるのと、審査期間に時間がかかります。
基本的にはオンラインでの申し込みが早くて便利なのでオススメです。
8. よくある質問|主婦や無職、個人事業主の場合は?

Q. 年収400万円台や300万円台でも審査に通る可能性はある?
可能性はゼロではありませんがハードルは高いと思われます。
一般的なプラチナカードの目安となる年収が400万〜500万円前後であることと、やや敷居が高い印象であることを含めると、やはり目安の年収は500万円となります。
しかし可能性はゼロではなく、年収300万円台の方であっても、勤続年数が非常に長い、他社借入が完全にゼロ、過去10年間に渡って完璧なクレヒスを築いているなど、複数のプラス要素が揃っていれば通過するケースは存在しますので、自信がある方はチャレンジしてみても良いかもしれません。
Q. 派遣社員や個人事業主でも発行できる?
審査に通れば発行することは可能です。ただし通常と同じく、年齢が27歳以上でないと申し込むことはできません。派遣社員や個人事業主でも安定した継続収入と良好なクレヒスがあれば、雇用形態のみを理由に一律で拒否されることはありません。ただしフリーランスや個人事業主の場合は、やはり「継続的な収入」という面でややハードルが高くなります。
個人事業主で審査に不安がある場合は、事業用カードである「ダイナースクラブ ビジネスカード」も選択肢に入ります。
Q. 主婦や無職でもダイナースクラブカードは作れる?
本人の収入がない場合、ダイナースクラブカードを本人名義での発行するのは難しい印象です。その場合は、世帯主の方で発行し、家族カードを検討しましょう。
ダイナースクラブカードは家族カードでも本会員と同じ特典などを受けることが可能となっています。家族カードでも充実した特典が大きなメリットなのでぜひ利用してみましょう。
9. まとめ|過去トラブルが無くカード実績があれば恐れずに申し込もう!

この記事では、ダイナースクラブカードの審査基準と年収について解説していきました。
ダイナースクラブカードは一般的なゴールドカードからプラチナカードの間ぐらいの立ち位置でイメージでき、審査難易度・基準もそのあたりでイメージすると良いかと思われます。
年収で言うと400-500万円あたりをイメージしておくと良いかもしれませんが、カードの審査は年収だけで決まらず、勤務先・形態、今後の支払い能力、過去のトラブルなど総合的に判断されることになります。
ダイナースクラブカードはトラベル、ホテル、ダイニングなど特典が豊富ですが年会費は意外と低く抑えられており注目されているカードになります。もしどうしても気になる方は、一度カード発行申請をしてみるのもアリかと思います。もし審査に落ちても、別のカードで実績を積みながら年収が上がったタイミングで再申請することも可能で、問題なければカードを発行することができます。





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